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古屋付きの土地を購入し、セルフリフォームをちょこちょこ進める。気長にやることにした。2009.8.31に第1子(男)出産。
旦那は柴犬のきなこにメロメロな古い外国車好きの自動車整備士。子にもメロメロになる予感。
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2008年10月30日

旨い水、巧い酒

さて、そんなこんなで昨夜はワタクシ、人生初ともいえるお酒との顔合わせ。
飲もう!と思って飲みに行きましたよ。

前述の通り、私は酒は飲めない。かなり弱い上に最近は体質の変化か飲むと息苦しくなる。
こりゃあもぅ一生酒という世界には踏み込めないかな〜と思ってた。

そんな中、ちょっと希望の光と思えたのが『日本酒』

私の、既に十年以上前に亡くなってしまったけど、父方のじいちゃんがかなりの日本酒好きだったのだ。
晩酌には必ず日本酒。お金が入るとタバコと日本酒。
毎晩、無言で静かにコップに注がれたお酒をたしなむ人だった。
なので、日本酒=じいちゃんというイメージがあるほどなのだ。

ならば、私にもそんな血がどこかに残ってるはず。全く飲めないタイプではないんでは…と。

そう思っていた矢先に、旦那が地元のイベントで偶然知ったお店が日本酒の凄いお店であるとの事。
楽しみながら利き酒ができるということで、今回挑戦してみることにしたのだ。



同行のお仲間は、いつものすがぬまさんとバイク屋のてんちょさん。

すきっ腹ではなんだということで、まずは普通の大衆居酒屋へ。
旨い水、巧い酒


私はまだここでは飲まず、食事をとる。他の人はとりあえず各自生3杯と食事。
途中、旦那の生ビールを一口飲ませてもらったけど、やっぱり息が苦しくなった。
不安がよぎる。


少しおちついた所で今回のメイン会場へ移動。

そのお店の名は
旨い水、巧い酒

という場所なのです。(掲載の了解はいただいてます)
飯田市の中央通りという場所の、入り組んだ奥深くにあるお店。なかなか見つけにくいかも。

お店に入ると、正面に一枚板のカウンター、そしてかなりの数の日本酒のビンやラベルが目に入る。
旨い水、巧い酒


ここのマスター(おやっさん風)はまさに日本酒マニア。
飲んで納得できた品物を全国各地から取り寄せているらしい。
その数およそ70種類!!!
ここまで揃えているお店は全国で約50箇所。長野県ではこのお店のみらしい。スゴッッ!!!


マスターがどんなお酒が良いか尋ねてきて、お客さんはその時の気分や銘柄を指定。
たとえば「辛口の…、香りがある…」という抽象的な指定でも、マスターがそれにあったお酒を選んでくれる。
カクテルとかを頼むのと同じ感じ??
でもそれが「日本酒」という一つのお酒で成立できてしまうのが凄い。

さっそく各自頼んでいく。
私が最初に飲んだのは撫子の花からとった酵母で作ったという珍しいお酒。
東京農大で酵母を発見・培養したらしい。
旨い水、巧い酒


香りがすごい!ふわっとしていて、口に含むとフルーティーな感じ。
味は濃い雰囲気。

パンチがあって辛口だとか、スッキリしていて香りが強いなど、それぞれ頼んでいき、味をみる。
まさにその注文にあったお酒が出てくるのだ。
旨い水、巧い酒

つまみも美味しい〜。


あ、不安に思っていたあの息苦しくなる症状。
日本酒を喉に通した時は…
不思議と苦しくならなかった!!!
その後も喉は特に抵抗なく日本酒を受け入れていく。
じいちゃんの血がついに頭角を現し始めたか…!


ちなみに、注文したお酒一つ一つについて、マスターが丁寧に説明してくれる。
日本酒は7割が『水』であり、だからこそ水の質は日本酒の質に大きく関わると。

マスターの話に興味津々の皆。
旨い水、巧い酒


途中、すがぬまさんが「マスターがこれだ!!!って思うお酒を下さい!」
という注文に対し、大吟醸の2種類が出てきた。「香りのある系」「香りはない系」
私はもちろんのことお酒には詳しく無いのだけど、これは凄かった!
口当たりが…まろんっとしていて、後味がすっと抜けるか、わりと残るか、そのどれをとってもすごく『丁寧』な感じがするのだ。その味の中で、不思議な事に『水』を感じた。

何種類か試したうちで、私も自分的に好みだと思うお酒が分かり始めた。
意外にも辛口でストン!と入る系。
その大吟醸の内の1本、そして山形県の「大虎」という辛口のお酒が非常に美味しく感じた。

あと、マスターいわく長野県内で作られるお酒でオススメはこれとの事。
旨い水、巧い酒

なんとなく聞いた事があるな〜。

そしてさらに、11月半ばに飯田市内で「酒泉の会」なる催しがあり、全国の銘酒蔵元が自慢のお酒とそれに合う肴を持ち寄り、参加者に振る舞うという。もちろん参加申し込み済み!そのイベントでは30種類もの銘酒の飲み比べができるらしい。それだけあれば自分好みのが見つかるだろうな〜。


とまぁそんなこんなで私としてはかなり健闘?のコップ2杯〜3杯の日本酒を飲み、まさにホロ酔いでお店をあとにしたのであった。私は酔うとどんなタイプになるかと戦々恐々としていたが、どうやら「なんかずっと幸せそ〜に半笑いしてた」だそうです( ̄□ ̄;)


そんなに詳しくはなれないかもだけど、せめて日本人なのだから、日本ならではの、世界では類を見ない「お米から作ったお酒」を、ちょびっとでも知りたい。
素直な気持ちで楽しもう〜♪

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Posted by もぐねこ at 22:03│Comments(2)
この記事へのコメント
なんとも羨ましいお店&イベントですな。嫁が聞いたら半狂乱になりそうだ。(その昔、嫁は本気で日本酒の利き酒師の資格を取ろうとしてたつわものです。)

例のイベントもいよいよ来週ですねー。
楽しみにしております。
Posted by 小松庵店主 at 2008年10月30日 23:33
>小松庵店主さん
こんばんわ!
いや〜、実に貴重な体験でした。
奥さん、利き酒師の資格を!?かっこいいなぁ〜。あ、この『泉』のマスターもまた是非小松庵店主さんと奥さんに来ていただきたいとおっしゃってました。こちらに来られた時は是非〜♪

イベント、近付きましたねー。
うちもニューカーできなこ積んで参戦します!
Posted by もぐねこ at 2008年10月31日 20:55
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