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もぐねこ
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古屋付きの土地を購入し、セルフリフォームをちょこちょこ進める。気長にやることにした。2009.8.31に第1子(男)出産。
旦那は柴犬のきなこにメロメロな古い外国車好きの自動車整備士。子にもメロメロになる予感。
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2010年01月11日

あの日の煙、あの日の炎

さて、今日は朝からふと思い立って実家の地区のどんど焼きを見に行った。

『どんど焼き』
1月14日の夜または1月15日の朝に、その年飾った門松や注連飾り、書き初めで書いた物を持ち寄って焼く。その火で焼いた餅を食べる、また、注連飾りなどの灰を持ち帰り自宅の周囲にまくとその年の病を除くと言われている。また、書き初めを焼いた時に炎が高く上がると字が上達すると言われている。 道祖神の祭りとされる地域が多い。

昔ながらの行事ですな。実は二十年ぶりくらいに見るのだ。
おかんが昨日から設置に携わったらしいので、せっかくだし行ったのです。旦那は坊とお留守番。

到着した時にはすでに点火されていた。
あの日の煙、あの日の炎

見る間に勢いが増し、てっぺんへ向かって炎が駆け上がっていく。
あの日の煙、あの日の炎

ボン!パパン!と熱で膨張した青竹がはぜていく。
「どんど」を「爆竹」と書く地域もあるらしいが、それはこのはぜる音が元になっているそうだ。


もうもうと上がっていく煙。それごしに見える太陽は炎に負けないほど真っ赤に見えた。
あの日の煙、あの日の炎

小学生の頃、まさにこの場所でどんど焼きを見ていた。
猛烈な炎にどこか心躍りながら、竹や木が燃える音・匂いを全身に感じながら、私はこの場所に居たんだ。

私の目の前に小学生の頃の私が居て、その子の肩にそっと手を置いているかのような錯覚を起こした。様々な日々を経て、色んな感情と体験を積み重ね、私は人の子の親になった。
そして今ここで、君と同じ風景を見てるんだな、と。

何故こんなにも今日この行事を見たくなったか分からないが、大事な時間の一つだったのだと思う。

30分か40分経った頃、火はおさまり「おき」となる。
大きな炎の時よりこの時の方が熱いのが不思議だ。

あの日の煙、あの日の炎

そして皆お餅を焼く。

あの日の煙、あの日の炎
この遠隔操作の網から餅が落ちると非常にガッカリである(´・ω・`)

病を払うというこのお餅、炭火焼きで美味しいのだ。

あの日の煙、あの日の炎

体中、炎にぬぐい洗われたかのようにスッキリした良い時間だった。


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Posted by もぐねこ at 23:00│Comments(0)日常のめも
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