食の記憶
旦那の山の方の実家からこのようなものを頂いた。
なんと なめこ である。でかい。
自宅用として栽培しているらしい。
早速夕食にお味噌汁として食す。
これがまた 美味い!きのこの味が濃い。森の香りがする。
そして皆さんはとれたてのシイタケを食べたことがあるだろうか。
以前、これもまた旦那の実家から頂いた。手の平ほどのでかいシイタケ。軽く塩をふって網焼きにする。
これがまた・・・また・・・
最高にウマイ!!!
シイタケのあの強い匂いは薄めで、柔らかく、でもしゃっきりした歯ごたえ。
口の中で噛んでるとなんともいえない優しい甘みと旨みが広がる。
あの美味さを知ってしまうと思わず家で原木栽培をしたくなるほどだ。
でもその実家のある場所は、よく記事に紹介してるけどまさに奥深い山の最奥。静かで、綺麗で、空気が驚くほど美味しい。澄んだ川のせせらぎと山の霊気で育てられたものだからこそ出来る味なのかもしれない。
そして自然の美味しい記憶といえば、私の脳裏に強く焼きついたものがある。これもまた旦那の山奥の方の実家でのこと。
お祖父さんが昔狩猟をしていて、その狩猟仲間の人がイノシシをしとめたらしいのだ。で、その一部をお祖父さんが調理してくれた。骨付き肉。
その方法は・・・
塩茹で!
しかし、私は今まで食べてきた全ての肉の中で、この時のものが一美味しかった。
茹で上がった肉を手で持ってかじりつく。まぁとても人様にはお見せできないワイルドな光景だが。でもその食べ方が良いのだ。イノシシの肉は豚肉の味を、それこそワイルドにした様なとても濃厚な味。それがほどよい塩味と合わさって最高になる。何年経ってもあの味は忘れられんなぁ。
そんな森の美味しい記憶でした。
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