3才の記憶
突然だが、私はバナナは固い方が好きだ。ちょっと青臭いぐらいのが良い。
こんくらい
同じく桃も、もいだばっかりでないかという程固い方が良い。
しかし旦那は、バナナはシュガースポット(黒い点々)出まくりでとろけかけたやつが良いらしい。
桃も柔らかい方が良いとのこと。
承服できん!(゜□ ゜)
まぁ旦那には買ってきて4日くらい熟成させたやつを食べてもらえばいいんだが。
さて、なぜ私が固いバナナが好きか。
これにはちょっと思い出がある。
あれはワタクシがまだご幼少のみぎり、3才くらいだったろうか。
なかなか難儀な病気にかかったのだ。
ある日母に、お腹をおさえて訴える私。「ママ、ぽんぽん痛い」
慌てる母。近くの診療所へ連れていく。熱も上がってどんどん具合も悪くなり、診療所では原因が分からない。
意識がなくなる直前に、お腹が痛いくせにお腹が空いたとでも私は言ってしまったのだろうか、母がバナナを私に食べさせてくれたのだ。
その後意識不明になり街の病院へ。
結果、かなり深刻な大腸炎を起こしており、緊急手術で小腸の1/3を切除したのだった。
その辺や入院してた頃の記憶は全く残ってないのだが、なぜか、その診療所の天井、ベッドの高さ、シーツの白さ、横になって見ていた光景、そしておかんが食べさせてくれた固めのバナナの歯ごたえと味、その記憶が鮮明に残っている。
それが理由かどうかはハッキリ言えないが、固めのバナナの味を感じる度に、その時の記憶や心配そうな母の声を思い出すのであった。
ちなみに、大腸炎になった原因は、家族の推理では、ちょっと風邪気味の時に動物園に行ったから何か変な菌が入ったのだろうとの事なのだが、本人が明かす新事実。
何を思ったか私は、当時こっそり、庭の2、3ミリの
小砂を口に入れてはガジョガジョ食べとったのだ!
…理由はさっぱり覚えて無いが、確かに食べた記憶がある。
美味しくないなーとすぐに止めた気もするが。
多分それが原因だ。
ごめんなさい、お母さん(=_=;)
皆さんも身近にお子さんが居ましたら、道の石を拾って食べようとしたら
止めてあげてください。
おまけ
男爵の最近のお気に入りポイント
座敷の良い所をついている。
「床の間もワシのもの」
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