さて、そんな訳で土曜日、朝三時起きの眠たい目をこすりながら、石川県の千里浜というところへ向かいましたよ。
距離的には最短で300kmといった所だろうか。
17万キロの総走行距離なZだが、とっても快調に高速を走る。
まずは皆との集合場所である富山県のここへ向かう。
朝7時半にはこの氷見という所へ到着し、合流。
とりあえず朝食をという事で、氷見の道の駅近くにある食堂へ。
そこは漁港の中にある食堂だったのだ。
また食いはじめてから「写真撮ってねぇ!」と、慌てて撮った『お刺身定食』。
いやすっごいわ!刺身めっちゃ旨いわ!プリップリのコリッコリで味が濃い〜。
やっぱそこでなきゃ食えんというものをいただくのが旅の醍醐味である!
そして氷見の道の駅内の市場で、キャンプの食材買い出し&朝っぱらから岩ガキをいただく。
買ったその場で剥いてもらい、レモンをしぼってつるりと。
『ムッハァァァァ』( ̄Д ̄*)
濃厚ここに極まれり。
さて、そこからまた30分ほど走り、目的地の石川県千里浜へ到着しましたよ。
波打ち際であるにもかかわらず車が並ぶ風景。
そう、ここは日本で唯一車の走行が許された砂浜海岸なのだ。
道路標識もちゃんとある。
強風にあおられながらも男衆がテントを設営。
今回はいつものすがぬまさんとそのお知り合いのご家族・お友だち・&私と旦那という参加者。
すみさんに教えてもらって購入したイチキュッパの『タープ』も設営完了。意外に頑丈。
皆さんいい体してんな〜。
ちなみにお知り合いのご家族、Mさん一家は大平洋側の海の民。
『シマダイ』という山の民には珍しい食材も鮮やかにさばく。
ちょっとあぶって刺身しょうゆ。これほんとタイなのか!?という程味が濃く、甘い絶品でした。
氷見の道の駅で購入したブツを焼きに入る。
すがぬまさんオススメの『白貝』。
初めて食べる。フルーティーな味わいと聞いていたが、味も舌触りもその表現が絶妙にあう甘味の強い貝でした。
さて、海の味覚を堪能後はちょっくら散歩がてら波打ち際で遊ぶ。
なぜここが車が通れるほどの砂浜になったかというと、石川県の手取川という川から流れてきた土砂が海に運ばれ、軽く、小さく、均一な砂のみが、はるか遠く能登半島の海岸線にそって堆積し、結果、非常に固く締まった砂浜を構成したのだ。(「試験にでるどうでしょう・石川県富山県」でもこの海岸は出ていた)
なんじゃこりゃと思ったら、ヒトデのナニからしい。
堤防づくりに盛り上がる大人たち。
波に足をひたし、なにやら感慨にふける私。
(この状態が後にとある悲劇を引き起こすとわ)
冷えたビール・食事で歓談の、ゆるゆるとした夏時間。
だいぶ日が暮れてきた。
太陽が水平線近くになると……
空全体が艶やかに染まる。
こうして千里浜の夜がやってくるのであった。
お子さん達の夢の花火タイム。
まだ5才くらいの男の子が設置式の花火を見て「素晴らしい!」と言ったのにウケてしまった。
夜は男衆は海岸のテントで、女性&子供陣は近くのホテルにて宿泊。
夜の海岸で寝ても良かったかなぁと今にして思う。
ちなみに、この辺から私の体に異常が…!
翌朝、皆より早く帰宅予定の私は奥さん方より少し早めに起床し、男衆の寝てる海岸へ向かう。
これは朝四時半の海岸風景。
…実はワタクシ………
この時大変な激痛と戦っておりました………
なにかっちゅーと
『冷え過ぎてギックリ』
やっちまった〜〜〜 orz
とりあえず動けるだけ周辺の掃除をし、出発までの間、皆が起きてくるのを待つ。
ぽちぽちと起床。あんだけ飲んでたけどわりと二日酔いはなさそうだ。
ヨレヨレしている私を見て、すがぬまさんいわく
「なに、腰やったの!?それ絶対冷えからきてるんだよ〜可哀想だなぁ〜痛そうだなぁー」
あぃ。痛いっス〜(TmT)
そりゃぬるいとはいえ40分近く波でチャプチャプしてりゃ冷えるわなぁ〜。
とりあえず悔しいので朝焼けに映る美しい愛車を激写してみる。
美しい愛車を激写しているヨレヨレの持ち主。
という訳で、夏の千里浜キャンプは微妙なオチで終了したのであった。。。
帰りの道のりは腰痛からか、ちょっと熱も出たので旦那に運転してもらう。うーんうーん。
でも楽しかった〜。
海を眺めていると時間が不思議な流れで過ぎていく。
山の民からしてみれば、海の持つ魅力はまさに異世界。
静岡の出張の時にも、個人的によく海を見に行ったけど、波を見ていると色んな事を考えられるのだ。
来年は海岸で夜寝よう。
参加の皆さんもお疲れさまでした〜。
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さて帰り道、うーんうーんとうなりながらもとある事にひらめく私。
「帰り道は松本市(長野県)を通るんでないか?松本を通るときたら、あそこに寄っていかん訳にはいかん!」
はい。松本市ジャスコ南松本店内の『駄菓子の雅』さんです。
名乗る前に分かってもらえたと言う事は、顔を覚えていただけたのかしら〜♪
ちゅーことでヨレヨレしつつも梅ミンツを箱で買ったのであった。にゅふ♪元気出た。
無事帰宅。
一晩お留守番していたきなこ。
私らの姿を見たらもぅ嬉しくなっちゃって嬉しくなっちゃって、耳が大変なことになってます。
来年はお前さんも連れ行けたらいいな〜。