愛しさの時間
土曜日はお仕事は休み。久々にゆっくり家事をこなす。
日が差してきたから勇んでお客さん用布団を干しまくったら、雪が降ってきた!
んもー。
きなこも心無しか寒そうな顔?
さて、昨夜はバイク衆の忘年会があった。
近くの大衆居酒屋にて飲み開始。
今年はツーリングの回数が少なかったものの、それぞれバイク話を始め色んな話に華を咲かせる。
自分の好きなものの話をする時、人は、肩の力が抜けた良い顔をするのだよな〜。
それぞれ職種や性格は全く違えど、バイクという共通点で皆つながってる。
なんとなく心地よい瞬間。
すごいペースで生中(ビール)が消費されていき、盛り上がってゆく。
そんな中、ちゃっかりデザートを頼む私であった。
あ、私は今回は飲まず。運転手役〜。
12時過ぎ、居酒屋を出て皆バイク屋さん内に。
バイク絡みで飲んだ後は大抵こうして集まってまったりする。
ちなみに、ここの二階はショーウィンドウにバイクが飾られていて、夜はライトアップされている。
この真ん中の…。。。
皆が一階でたむろしている間、二階にちょっとあがらせてもらった。
さっきのバイクを見る為に。
そう、これは私が以前乗っていたやつなのだ。
『YZF1000 サンダーエース』
まだ次の乗り手が現れないみたいだ。
大型免許を取って初めて買ったバイク。
スピードメーターは300k/hまで表示されており、それ相応のものすごい性能。
初めての大型バイクの力強さに驚き、必死でしがみつきながらその力を体感した。
しかし、結局は私の力量ではどうしても扱いきれず、手放す事になった。
一年くらい乗っただろうか。
静かな展示場で、ライトに照らされながらそこに佇んでいる。
なんだろう、この、なんともいえない感じ。
これはきっと…別れた恋人に会った時と同じ感覚なのだろう。
懐かしく、切ない。
ボディを軽く撫でたら、このバイクに乗っていた頃の感触が体に蘇る。
これにまたがって、必死に操って、なん百キロもの距離を走ったのだ。
あの頃に戻る事はもうできないけれど、私に大切な思い出をくれた存在だった。
早く、良い乗り手が見つかるといいな。。
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